全国的に闇バイトによる事件や子どもの性被害に関する事件が増える中、新潟市のJR白山駅前で11月11日、県警と高校生が被害撲滅に向けた広報活動を行いました。

【宣言】
「強い意思を持ち、闇バイトをしませんとここに宣言します」

新潟市中央区の白山駅前で警察官を前に『闇バイトしま宣言』したのは、新潟商業高校の生徒たちです。

新潟中央署管内で今年、18歳未満の子どもの性被害に関する事件は17件検挙されていて、その数は近年、増加傾向に。

また、今年6月には闇バイトに応募した20歳の男が貴金属などの買い取り専門店に押し入り、起訴される事件が発生しています。

こうした犯罪や被害のきっかけとなっているのが、SNS上でのやりとりです。県警などはスマートフォン利用者の低年齢化などが影響しているとみています。

11日は生徒と県警が帰宅途中の高校生に注意を呼びかけるティッシュを配りました。

【新潟商業高校ボランティア同好会】
「ネットに関しては本当に引っかかりやすいなと思うし、やらないという強い意思を持ってくれたらなと思う」

【新潟中央署 左京秀明 署長】
「高額で短時間に報酬が出るというのは絶対ありえないので、そういうのに関わらないようにしてもらいたいと思う」

警察は少しでも不安に思ったら警察に相談してほしいと呼びかけています。

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