10日、福岡県沖を航行していた海上自衛隊の掃海艇で起きた火災で、船は11日未明に転覆しました。
行方不明となっている乗組員1人の安否は依然分からないままです。
第七管区海上保安本部によりますと、10日午前10時前、宗像市の大島沖で海上自衛隊の掃海艇「うくしま」のエンジンルームから出火し、3等海曹の古賀辰徳さんの安否が分からなくなっています。
消火活動が行われましたが火は消えず、出火から14時間以上がたった11日午前0時過ぎ、「うくしま」は転覆しました。
福岡海上保安部によりますと、周辺から油の臭いがするため、流出を防ぐための措置を取っているということです。
第七管区海上保安本部では準備が整い次第、ダイバーを潜水させるなどし、古賀さんの捜索にあたることにしています。
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