岩手県消防学校の女子寮でわいせつな行為をしようとした罪に問われている釜石・大槌消防本部消防副士長の裁判が、4月26日に盛岡地裁で開かれ、検察側が懲役2年を求刑しました。

不同意わいせつ未遂などの罪に問われているのは、釜石・大槌消防本部の消防副士長・小笠原雅彦被告(34)です。

起訴状などによりますと、小笠原被告は2024年1月19日未明、矢巾町にある県消防学校の女子寮に侵入し、酒に酔って寝ていた19歳の女性消防職員にわいせつな行為をしようとしたとされています。
女性職員は逃げ出し被害はありませんでした。

26日の初公判で小笠原被告は起訴内容を認め、「酒に酔っていて女性の下着が見たかったのだと思う」と述べました。

検察側は「大胆で悪質な犯行だ」などと指摘し懲役2年を求刑。

一方、弁護側は「反省している」などとして執行猶予付きの判決を求めました。

裁判は即日結審し判決は5月13日に言い渡されます。

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