8日からの断続的な雨により本島北部では地盤が緩んでいるところがあります。10日にかけても非常に激しい雨が降るおそれがあり、土砂災害に警戒してください。
本島北部では8日から断続的な雨にみまわれ、9日未明には線状降水帯が発生し、東村では午後4時までの24時間に観測史上最大となる486.5ミリの雨を観測しました。
この大雨の影響で、大宜味村にある津波浄水場が水につかり稼働できず、村内では半数以上が断水しています。
このため村は給水車を手配し、大宜味小・中学校、道の駅おおぎみやんばるの森ビジターセンター、村農村環境改善センターの計3カ所に給水所を設置するとしています。
また、村内のアザカ川が氾濫し、橋の欄干には大量の流木が確認されこの付近では、車も水没しました。
車の所有者:
「どんどん水かさがあがってきて、車の中にも水が入ってきて結局、車の天井の所まで水がきて自分と家内が二人で車の上に避難して。エンジンはもう止まりました」
消防や警察によりますとこれまでに県内ではけが人などの情報は入っていません。
また、道路に土砂が流れ込み東村の国道331号線や東村と大宜味村をつなぐ県道14号線が通行止めになっています。
この影響で、10日開催を予定しているツール・ド・おきなわはコースを変更して実施することとなりました。
本島地方では10日にかけて、多いところで1時間に50ミリの非常に激しい雨が降る見込みです。
10日明け方にかけて土砂災害に警戒してください。
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