福岡県内の卓球場などで教え子にみだらな行為をしたなどの罪に問われている男の裁判で8日、検察側は懲役6年を求刑しました。

不同意性交等などの罪に問われているのは、福岡県志免町の卓球場経営、深町義登被告(73)です。

起訴状などによりますと深町被告は今年7月、自宅に併設している卓球場などで、教え子の女子中学生2人にみだらな行為をしたとされています。

8日の公判で検察側は「根深い性癖に基づく常習的な犯行で、被害者が慕っていた気持ちを逆手にとった」と指摘し、深町被告に懲役6年を求刑しました。

一方、弁護側は「自身の行為を素直に認めて反省している」などとして減刑を求めました。

深町被告は閉廷前に「被害者はとても懐き、孫のような存在だった」「自分勝手だが、この子なら許してくれるかもしれないと思い犯行に及んだ」と述べ、結審しました。

判決は12月9日に言い渡されます。

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