おととし広島市西区の高級時計店で親子3人が襲われ金品が奪われた事件などルフィを名乗る男らが指示したとされる一連の強盗事件で、闇バイトに応募した実行役に無期懲役の判決が言い渡されました。
永田陸人被告(23)はほかの被告らと共謀して、おととし12月、広島市西区の店舗兼住宅に押し入り、モンキーレンチで住人の50代男性の後頭部を殴り、現金およそ250万円と腕時計などおよそ2400万円相当を奪った強盗殺人未遂などの罪の他、去年、東京都狛江市の住宅で、90歳の女性をバールで殴って死亡させ、腕時計を奪った強盗致死などの罪に問われています。
東京地裁立川支部は判決で、「致命的な暴行を自ら行い主導していて、実行役の中で永田被告の責任が際立って重い」と指摘しました。
そのうえで、「犯行を成功させるため、時には指示役の指示にも従わず、臨機応変に自らの判断で他の実行役を指揮した」などと述べ、永田被告に無期懲役を言い渡しました。
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