北海道江別市で10月、男子大学生が集団暴行を受けて死亡した事件。

 被害者と犯行に関与した6人のうち3人の男が“全く面識のない”関係だったとみられることが新たにわかった。なぜ初対面の相手に対してここまでの暴力が振るわれたのか。


 大学生の長谷知哉さん(20)は事件当夜、交際相手の八木原亜麻容疑者(20)や、その友人らから公園で集団暴行を受けた。

 待ち構えていた若い男たちのうち16~18歳の男3人は、長谷さんと面識がなく、初対面でいきなり暴行を加えたとみられている。

 3人はなぜ初対面の被害者に暴行を加えたのかについてはまだ明確には分かっていないが、交際相手の八木原容疑者と友人の言動が事件の引き金になった可能性が浮上している。


 また容疑者らが捨てたと話す、長谷さんのものとみられるスマートフォンが札幌市内の川で発見された。

 事件当日のやり取りなどが記録されている可能性があり、警察はこのデータを手がかりに事件の背景や動機を慎重に調べる方針だ。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。