大阪母子医療センターの産科主任部長の言動がハラスメントと認定されました。部下の医師たちに「人間として失効」などと暴言を吐いていたということです。

ことし3月、大阪母子医療センターの産科主任部長からパワハラを受けたなどと訴える書面が大阪府立病院機構に提出されました。

外部弁護士が調査した結果、部長は、部下の医師に対し、「人間としてとっくに失効してるだろう」、「人間じゃないのに人間と思い込まされて育った」などと発言していたことが分かりました。

■「当直できない日」の申請を無断で消すハラスメントも

部長は医師が、「当直できない日」として申請したデータを無断で消すなどもしていて、医師36人のうち29人が精神的苦痛を受けた、パワハラを見聞きしたと回答したということです。病院機構は今後、処分を検討するとしています。

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