岩手県内では11月7日朝、山沿いで雪が積もり日中の最高気温も平年より5度前後低い寒い一日となりました。
7日朝の各地の最低気温は盛岡市薮川で氷点下0.6度、盛岡で3.7度など各地で気温が下がり、岩泉町小本と山田では今シーズン最低を記録しました。
こうした中、東北自動車道西根インターチェンジ付近では7日、岩手県警高速隊の隊員や岩手警察署の署員がドライバーにチラシを配って早めの冬タイヤ装着を呼びかけました。
県警によりますと、2023年12月から2024年3月までに県内で発生した交通事故469件のうち51件がスリップ事故となっています。
県警高速隊 浅野渉西根分駐隊長
「本格的な冬が間もなく始まる。ぬれているように見える路面でも凍っている可能性があるので、滑走事故防止に注意してほしい」
6日に岩手町と雫石町で岩手河川国道事務所が行った調査では、冬タイヤの装着率が27.3%で、2023年の同じ時期を約5ポイント下回ったということです。
県警では早めのタイヤ交換とともに十分な車間距離の確保や時間にゆとりのある行動を呼びかけています。
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