静岡県熱海市で起きた土石流をめぐる民事訴訟で、裁判官が2025年10月頃に現地へ出向き検証する方針を示したことがわかりました。
2021年、熱海市で起きた土石流災害は盛り土が被害を拡大させたとみられ、遺族や被災者が盛り土を含む土地の前と今の所有者のほか、県と熱海市に損害賠償を求めています。
11月6日、地裁沼津支部で弁論準備手続きが非公開で行われ、原告の弁護団によりますと裁判官が2025年10月頃に現場を訪れ、検証を行う方針が示されたということです。
弁護団・加藤博太郎 弁護士:
被害の大きさなどはしっかり見てもらいたい。行ってもらえば、街が土石流が流れたところに沿って消滅しているので、そういったところをしっかり裁判所に見てもらい判断して欲しい
また、裁判所は2025年12月から2026年1月頃に当事者や証人への尋問を予定していて、原告側は2026年の春頃にも判決が言い渡される可能性があると見ています。
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