4月25日、仙台市内の小中学校などで提供された給食の牛乳を飲んだ児童生徒から、味の異変や腹痛などを訴える声が相次いだ件について、仙台市が対応などを発表しました。

味の異変や腹痛などの訴えがあったのは、東北森永乳業が提供する牛乳についてです。

仙台市によりますと、この牛乳は仙台市内133の学校や幼稚園で5万9626本が提供されていて、そのうち小学校と中学校、あわせて39校の児童や生徒337人が腹痛や嘔吐などの体調不良を訴えたということです。

仙台市は製品の安全性が確認されるまで、この牛乳の提供を停止し、保護者に対して、児童・生徒の健康状態の確認を依頼するとともに、体調に変化が生じた場合は学校に連絡するよう通知しています。

また、仙台市保健所は25日に、製造者である東北森永乳業に立ち入り検査を実施し、事態の詳しい状況を調査しています。

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