1980年度生まれの「松坂世代」最後の現役選手である和田毅選手(43)が今季限りで引退を発表したことを受け、同世代で北海道日本ハムファイターズの森本稀哲コーチ(43)が惜別のコメントを寄せました。
森本コーチは「辞めたかーって感じですね。この年齢で投げているのは凄いと思います。本当にお疲れ様という気持ちしか今はないですね」と、和田投手の長年の活躍を称えました。
1998年の夏の甲子園3回戦で、和田選手(島根・浜田高)からバックスクリーンにホームランを打った森本コーチ(東東京・帝京高)は当時を振り返り―
「あの時は良い投手とは思わなかったけど、彼が大学からプロ入りしてボールを見た時に、すごい努力してきたと思った。そこからは歯が立たないイメージがありました。打ちづらかったですね」と評価しました。
その後、パ・リーグでしのぎを削ってきた2人。森本コーチが感じる和田選手の凄さについて「145キロくらいなのに150キロ以上の速さを目で感じる。和田君と対戦した時は剛腕と思って打席立っていた。ストレート1本じゃないと打ち返せない投手だと常に覚えています」と語りました。
ついに松坂世代最後の現役選手が引退。同級生にエールを送りました。
「優しいからコーチも向いているんじゃないですかね。彼の悪口も聞いたことがない。まっすぐを早く見せる技術を若い選手に伝えてほしい。」
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