2024年8月に完成した長野市豊野町の防災交流センターで、災害時に避難所を開くための訓練が行われました。
次々と組み立てられる段ボール。出来上がったのは災害時の避難所などで使う「簡易ベッド」です。
長野市豊野町の防災交流センターで、市職員30人余りが参加し、避難所開設訓練が行われました。
5年前の台風災害では広範囲で浸水した豊野町。コミュニティーの再構築と防災の拠点として2024年8月に開所したのが「防災交流センター」です。
浸水想定区域にあるため水害時の避難所としては使用できませんが、大地震や土砂災害などがあった場合は地域の避難所となります。
訓練では、簡易ベッドや簡易トイレの組み立て、プライベートな空間をつくるテントの設営などの手順を確認していました。
参加した市職員:
「知らないとまごまごして災害が起こってすぐに対応するのが難しい。こういう機会にしっかり学べてよかった。やり方さえわかれば簡単に組み立てられる」
長野市危機管理防災課・小林弘明課長:
「スムーズに避難者を受け入れられるようにしていきたい。訓練を通して課題を整理していきたい」
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