長野県小谷村の雨飾山周辺で発見された遺体は、行方不明になっていた愛知県名古屋市の32歳男性と判明しました。
11月3日午前8時30分ころ、登山者が雨飾山山頂から東南東方約1.5キロの沢の中(標高約1260メートル)で倒れている男性の遺体を発見しました。
遺体は10月27日から行方不明になっていた名古屋市の会社員の男性(32)と判明しました。
警察によりますと、男性は10月27日朝、父親と2人で麓の雨飾山キャンプ場の登山口から入山しました。登頂後、山頂近くの笹平で別れて父親が先行し、その後、合流する予定でした。
父親は午後2時半頃に登山口に着いて待っていましたが、男性は戻って来ず、27日午後4時40分頃になって警察に通報、その後、捜索にあたっていました。
雨飾山は深田久弥の「日本百名山」の一つで、変化に富んだ登山道や山頂からの展望が魅力です。登山者の多くは小谷村から往復しますが、笹平からは新潟県の糸魚川市に降りる登山道も分岐しています。
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