沖縄県内各地で平年より気温が高くなった2日、南・北大東の両村では記録的な暑さとなった。南大東では午後0時38分に31・8度、北大東では午前10時55分に31・6度まで上昇し、いずれも11月の観測史上最高を更新した。
南大東村では8月中旬並み、北大東村では9月上旬並みとなり、いずれも平年値より4度以上高い。
1日は気温を観測する県内32地点のうち、19地点で11月の記録としては最低気温が最も高くなった。
久米島町北原では同日、最低気温が28度までしか下がらなかった。名護、下地島、久米島、宮古島では最低気温が27・8度だった。那覇は25・4度、安次嶺では25・9度となり、県内全域で暑さが続いている。
沖縄気象台は「南から温かい空気が流れ込みやすかったことと、沖縄周辺の海域で海水温が平均より1~2度高いのも要因の一つ」と説明した。3日の最高気温は大東島地方で30度、沖縄本島地方と八重山地方で29度、宮古島地方で28度となる見込み。いずれも向こう1週間は晴れや曇りが続くとみられる。
(社会部・末吉未空)
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