県内は低気圧や前線の影響で1日から断続的に雨が降り続き、気象台は土砂災害に警戒を呼びかけています。
【木村賢勇記者】「午前8時ごろの嘉瀬川河川敷です。現在雨、風ともに強く吹いていて立っているのがやっとの状態です」
こちらは佐賀インターナショナルバルーンフェスタの会場の佐賀市の嘉瀬川河川敷のけさの様子です。出店やイベントの中止が発表されすでに撤収作業は行われていましたが、川が増水しテントが浸水していました。
県内は2日の未明に非常に激しい雨が降り、1日午前6時の降り始めから2日午前11時までの雨量は、伊万里で298ミリ、唐津で254.5ミリなどとなっています。また風も強く、佐賀市では11月の観測史上最大となる最大瞬間風速23.1メートルを観測しました。
雨はこのあと次第に止む見込みですが、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所や河川が増水している所があるとして、気象台は引き続き土砂災害に警戒を、低い土地の浸水、河川の増水に注意を呼びかけています。
この雨の影響でJR長崎本線・佐世保線では特急列車が一時運休となりましたが現在は運転を再開しています。また唐津線も運転を再開しています。一方、筑肥線の一部区間は上下線で運転を見合わせています。
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