2日の山陰地方は、台風から変わった低気圧と活動が活発な前線の影響で大雨となっています。浸水被害や河川の増水さらに土砂災害などに警戒が必要です。

これは台風21号から変わった低気圧と前線が山陰地方に接近したためで、各地で断続的に雨が降り、所々で土砂降りとなりました。
午前10時までの24時間雨量は、島根県の津和野で219.5ミリ、吉賀217.0ミリ、松江160.0ミリなどで、島根県内27のアメダス地点の内25地点で、11月の観測史上最大の雨量を記録。鳥取県でも16地点の内7地点で記録を更新し、11月1か月間の総雨量の平年値をわずか1日で大幅に超える異例の大雨となっています。

この大雨の影響で、JR西日本の山陰線などが運休となっているほか、尾道松江線などが通行止めとなっていて、3連休初日の交通機関を大荒れの天気が直撃しました。

山陰地方はこのあとも浸水被害や河川の増水・氾濫、土砂災害に警戒が必要です。
一方で天気は西から回復し、3日は山陰全般に高気圧に覆われて晴れる見込みです。

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