千葉・市原市のホテルで従業員の遺体が見つかった事件について、警察は強盗殺人と断定しました。
相次ぐ「闇バイト」を使った強盗と関連があるかは分かっていません。

1日朝、市原市中高根のホテルのフロント近くで、従業員の佐伯仁美さん(56)が手首を縛られて死亡しているのが見つかりました。

佐伯さんは顔が腫れていて、刃物のようなもので首を切り付けられていました。

ホテルそばの飲食店オーナーによると、「事件後、ホテルのオーナーと話して、防犯カメラに映らないように何かがかけられてあったと聞いた。精算機が壊されたと言っていた」ということです。

その後の捜査で、客室に設置されている精算機が壊されていたことが分かり、警察は、何者かが金品目的で押し入り殺害した強盗殺人事件と断定し、捜査本部を設置しました。

首都圏などで相次ぐ、「闇バイト」を使った強盗との関連について、捜査幹部は「手口が似ているため視野に入れている」としたうえで、「関連があると断定はできない」と述べています。

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