10月30日、北海道南部の厚沢部町城丘の山林で見つかった高齢男性の遺体について、警察が調べを進めた結果、町内に住む農家で、猟友会に所属する71歳のハンターの男性であることがわかりました。
男性は10月29日午前6時ごろ、「クマの箱ワナを確認しに行く」と家族に言って山中に出かけましたが、夜になっても戻らず、家族が警察に通報しました。
男性の長男らが30日早朝から独自に捜索していたところ、仲間のハンターがうつぶせで倒れている男性を発見しました。
男性は顔を負傷していて、消防などが駆け付けましたが、その場で死亡が確認されました。
その後、警察が詳しく調べたところ、死因は脳挫傷と判明しました。
警察によりますと、男性は誤って斜面から2.8メートル下に滑り落ちた際、持っていたライフル銃が暴発、銃弾が頭に当たったとみられています。弾は顎から耳にかけて貫通していました。
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