先月の県内の有効求人倍率は1.34倍で3か月ぶりに前の月を下回ったものの依然として高水準となっています。
大分労働局によりますと、県内の先月の有効求人倍率は1.34倍で前の月を0.01ポイント下回りました。
前の月を下回るのは3か月ぶりですが、全国平均の1.24倍と比べると県内は高い水準が続いています。
ただ、大分労働局は「改善の動きにやや足踏み感がみられることから物価の上昇などが雇用に与える影響について、注視が必要だ」としています。
一方、産業別の新規求人数は多くの業種で前の年の同じ時期より減少していて、労働局は「物価高や賃上げの動きで経営が厳しく求人を控え始めている業種が多いのではないか」と話しています。
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