柏崎刈羽原発で10月30日に開かれた「安全決起大会」。

今年度、柏崎刈羽原発では熱中症やケガなどの人身災害が12件発生していて、参加した作業員などは事故防止への意識を高めていました。

【柏崎刈羽原子力発電所 稲垣武之 所長】
「今後も地域に根ざす電力会社として、豊かで安全安心な地域社会を創出し、社員ならびに協力会社の皆様の生活を支えることのできるよう、これからも共に頑張っていきたい」

一方、原発をめぐっては国が再稼働を推進していて、29日には東北電力の女川原発2号機が13年8カ月ぶりに再稼働しています。

【柏崎刈羽原子力発電所 稲垣武之 所長】
「我々としても、今まで様々な情報交換・協力させていただいているので、非常に良いことだというのが第一の考え」

しかし、県内では、再稼働の是非を問う県民投票の実施を目指す署名活動が始まるなど、その先行きは不透明なままです。

【柏崎刈羽原子力発電所 稲垣武之 所長】
「我々としては、県民の皆様のご理解をいただく活動を今後も真摯に続けていく。これに尽きるかなと考えている」

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。