【うるま】沖縄県が制定した10月30日の「世界のウチナーンチュの日」の普及イベントの一環で、うるま市石川の宮森小学校の児童は30日、県内で留学・研修中のウチナーンチュ子弟留学生4人と給食でブラジル料理を食べて交流を深めた。児童らは「初めての味」「おいしい」と顔をほころばせた。
児童が楽しんだ料理は、肉と豆を煮込んだ「フェジョアーダ」と酢やトマトなどを混ぜた「ビナグレッチソース」をかけたサラダ。5年生の北林風人(ふうと)さん(10)は「トマトの味が効いていてめっちゃうまい」と笑顔を見せた。
訪れた留学生の出身地はブラジル、オーストラリア、ボリビア、米国とさまざま。留学生は児童に自身の出身地を紹介した。
両親がうるま市出身で、オーストラリアで生まれ育った奥田カレンさん(26)が「オーストラリアと日本は季節が逆。サンタさんはクリスマスに海でサーフィンをしている」と説明すると、児童らは「まさかやぁ!」と驚いた。5年生の山城夢花さん(10)は「夏のクリスマスも楽しそう」と興味津々だった。(中部報道部・又吉朝香)
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