大分空港―大分市間で今秋の就航を目指す水陸両用の乗り物「ホーバークラフト」が25日午後4時ごろ、大分空港の発着場で訓練中にフェンスに接触する事故を起こした。昨年11月の訓練初日にガードレールに衝突して船体が破損。今年3月にも事故を起こしている。運航会社「大分第一ホーバードライブ」の小田典史社長は取材に「訓練や就航の計画に影響はない」との見方を示した。

同社によると、25日の事故では船体に大きな損傷はなく、けが人もいなかった。事故の原因について詳しく調べている。

かつてホーバーは空港と大分市を結んでいたが、業績悪化のため平成21年に事業を停止。近年の空港利用者の増加を踏まえて再開が決まった。当初は今年3月末までの就航を見込んでいたが、昨年11月の事故を受けて先送りとなった。

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