(菅井貴子気象予報士が解説)午後5時20分現在
◆きょう29日(火)の気温
寒い朝となりました。
函館市内は、気温が2℃台まで下がり、車にも霜がおりるほどでした。
旭川の最低気温は0℃で、市民の方はダウンや手袋、マフラーなど冬の装いです。
けさは、道南や太平洋側は今季一番の冷え込みで、
日中も前日より低い所が多く、15℃に届かなかった所がほとんどでした。
◆あす30日(水)の天気・気温
日中は秋晴れの空が広がるでしょう。
夜は、気圧の谷が通過するため、
日本海側は、にわか雨の所がありそうです。
道北は、雷を伴って強く降りますので、
お帰りが遅い方は傘が必要です。
朝の気温も、日中の気温も、きょうと同じぐらいです。
◆気圧配置が激動
台風21号は、大型で強い勢力で、フィリピンの東にあります。
この後、さらに発達をしますが、あわせて、北の高気圧も発達します。
日本付近は、幅の広い高気圧に覆われ、
北海道は、11月1日(金)ごろまで晴天が続くでしょう。
週末は、台風から変わった低気圧が北上し、
北海道に直撃することはありませんが、雨雲がかかるかもしれません。
来週は、今季最強の冬将軍が到来で、上空には真冬並みの寒気です。
11月5日(火)は、広範囲で積雪となりそうです。
風向き次第では、札幌市内も、うっすら積もるかもしれません。
◆札幌の10日間予報 30日(水)~11月8日(金)
31日(木)まで晴天が続くでしょう。
11月1日(金)から雲が多く、2日(土)、3日(日)は、くもりマークですが、
台風から変わった低気圧次第で、予報が変わる可能性があります。
台風かから変わった低気圧が東に去ると、上空に真冬並みの寒気が流れ込んでくるため、
中山峠では積雪や凍結が続き、日中も冬タイヤが必須です。
寒さも急に厳しくなりますので、ダウンなどの防寒着も準備しておきましょう。
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