2023年10月、岡山市で出産したばかりの赤ちゃんを放置し、死なせたとして保護責任者遺棄致死の罪に問われている女の初公判が10月29日に岡山地方裁判所で開かれ、女は起訴内容を認めました。

保護責任者遺棄致死の罪に問われているのは岡山市中区の無職、景山暢子被告(39)です。起訴状などによりますと景山被告は2023年10月、自宅の自分の部屋で出産したばかりの赤ちゃんに適切な医療措置をしないまま放置し、低体温症により死亡させたとされています。

岡山地裁で開かれた初公判で、景山被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。検察側は冒頭陳述で、「被告は不倫相手との子を妊娠したことを、母親に叱責されたくないと考え、出産した後、誰にも助けを求めず赤ちゃんを放置した」と指摘しました。

一方、弁護側は「赤ちゃんは死産である可能性があり、仮に生きて生まれていて119番通報などをしたとしても、死亡していた可能性がある」と主張しました。

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