当時勤務していた会社が運営するWebサイトのプログラムを書き換えて、広告収入の一部が勤務先に送金されないようにしたとして、飲食店経営の男(35)が逮捕されました。
電子計算機損壊等業務妨害の疑いで逮捕されたのは、仙台市青葉区に住む飲食店経営の男(35)です。警察によりますと、男は2021年2月、当時勤めていた遊技業の会社が運営する暗号資産情報サイトのプログラムを書き換えて、Webサイトに設けた広告欄から得られる収入の一部を勤務先に送金されないようにして業務を妨害した疑いが持たれています。
警察の調べに対し、男は「3年も前のことなのでよく分からない」と容疑を否認しています。
男は当時、Webサイトの運営を担当していて、2022年10月に退職しましたが、被害は退職後も続いていたということです。警察は、会社が得るはずだった広告収入を、男が不法に得ていた可能性もあると見て調べています。
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