和歌山県那智勝浦町の「熊野那智大社」で、温泉街の繁栄を願う「献湯祭」が行われました。
世界遺産・熊野那智大社では地元の温泉旅館などの関係者が朝一番に汲み上げた「一番湯」を神殿に奉納する「献湯祭」が行われました。
今年は世界遺産登録20周年を迎え、関係者はさらなる商売繁盛を願いました。そして、参拝客には温泉水でついた餅が5年ぶりに振舞われました。
【那智勝浦町温泉組合 清水貞吾組合長】
「もっともっと温泉を目当てとしたお客さんが来て、よみがえりの地でもある熊野で癒されてお帰りいただければ」
那智勝浦町には177の源泉があり、関係者は様々な温泉を楽しんでほしいと話していました。
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