沖縄県那覇市の奥武山公園と県立武道館で開催中の「第48回沖縄の産業まつり」は最終日の27日も午前10時の開場とともに多くの来場者が訪れ、賑わっている。屋内展は午後7時、屋外展は午後8時まで。食品や泡盛、装飾品、雑貨、トイレタリー用品、建材・石材など昨年を上回る426の企業・団体が出展している。

県産品展示即売会ブースには飲食を中心に店舗が軒を連ね、多くの来場者でにぎわっている=27日、沖縄県那覇市の奥武山公園 段ボールを使ったパーランクー作りに挑戦する子どもたち

 晴天に恵まれ、家族連れも多く、子どもの体験イベントが人気を集めている。ざまみダンボールのブースでパーランクー作りに挑戦した儀間朝耶さん(5)は「上手に作れた」とご機嫌。母親の絵里さん(33)は「3年連続で体験している。産業まつりは県産品の食べ歩きも魅力」と笑顔で話した。第3会場サブグランドの拓伸会や県立武道館のエシカルトラベルオキナワなどのブースでも子ども向けのイベントが開かれている。

屋内展示場にも多くの人が足を運び展示を見て回っている

 会場には一般向けの駐車場がなく、実行委員会は、公共交通機関か那覇軍港西側特設駐車場の利用を呼びかけている。特設駐車場からは15~20分間隔でシャトルバスが運行している。

県工芸振興センター展で染色技術について説明するスタッフ

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