10月24日夕方、宮城県多賀城市で住宅1棟が全焼する火事があり、火元の住宅に住む夫婦2人が死亡しました。

記者リポート
「火事は住宅が立ち並ぶ場所で起きました。消火活動にあたった人によりますと、2階に煙が充満していたということです」

火事があったのは、多賀城市山王の自営業・高橋桂蔵さん(76)の住宅です。警察によりますと、24日午後5時ごろ「2階から煙が上がり火も見える」と近くに住む人から通報がありました。

消防がポンプ車など11台を出して消火にあたり、火は約40分後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅1棟が全焼しました。

この火事で1階の脱衣所から高橋さんが意識不明の状態で見つかり、病院で死亡が確認されました。

また、1階の寝室からは女性の遺体が見つかり、司法解剖の結果、高橋さんの妻の百合子さん(74)と判明しました。2人とも焼死と見られています。

消防によりますと、寝室の燃え方が特に激しく、警察と消防が出火原因を調べています。

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