名古屋市中区で10月25日午前、解体中のビルの一部が崩れて作業中の重機を直撃し、男性1人が挟まれました。

 25日午前9時45分ごろ、名古屋市中区のビル解体現場で「コンクリートブロックが落ちてきて、重機のオペレーターが下敷きになっている」と通報があり、消防が左の足と腕を挟まれた40代の男性の救助活動に当たりました。

 コンクリートの壁の一部が重機の運転席のあたりを直撃し、完全にコンクリート片によって潰されていました。

近くの住民:
「ガッシャーン!とものすごい大きな音がした。これは大ごとなんだと思って下に降りてきたんですけど」

 男性は意識があり会話もできる状態で、機材を使ってすき間を開けるなど懸命な活動が続くことおよそ1時間半…。

救助隊員:
「今開放したんで、とりあえず救急処置を先にするか出すか、どっちがいい?」

別の救助隊員:
「出して出して出して!」

 男性は病院に運ばれ、命に別条はないということです。事故による周辺の建物への影響はなく、警察などが当時の状況を調べています。

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