地震などの災害により水道施設が被災した場合に備え、岩手県一関市では10月24日、迅速に給水や復旧作業を行う訓練が行われました。

これは災害時に飲料水と生活用水を速やかに確保できるよう一関市が毎年実施しています。

24日は市の担当者や水道工事業者など80人あまりが参加しました。

訓練では破損した水道管を手作業で切断し新しい水道管を繋ぎ合わせて復旧させました。

また東日本大震災の後に整備した100トンの水を確保できる地下の貯水槽から手動のポンプを使って軽い力で水をくみ上げられることを確認しました。

一関市上下水道部 伊東吉光部長
「こうした経験を現場で生かしてもらえれば。皆さんに安心で安全な水を供給出来るよう努めていきたい」

一関市では2022年3月に震度5強の地震で断水が発生したこともあり参加者は真剣な表情で取り組んでいました。

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