福岡県糸島市で生後3カ月の娘の舌を切り付けた疑いで逮捕された20歳の父親が、24日、送検されました。
父親は自宅内でほかの家族が気づかない“死角”を選んで犯行に及んでいたことが新たに分かりました。
傷害の疑いで送検されたのは、糸島市に住む20歳の会社員の男です。
この男(当時19)は、去年12月に自宅で生後3カ月の娘の舌を刃物のようなもので切り付け重傷を負わせた疑いで、22日に逮捕されていました。
男の自宅には内縁の妻ら合わせて5人が暮らしていましたが、男は当時、ほかの家族がいない部屋で犯行に及んでいたことが警察への取材で新たに分かりました。
事件直後、男が娘を止血しているのを内縁の妻が発見しましたが、虐待によるケガと把握できなかったため、事件の発覚が遅れたとみられています。
調べに対し、男は「舌の表面を傷付けたのは間違いないが、刃物のようなものは使っていないし切り付けてもいない」と供述しているということです。
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