2024年1月から9月まで岩手県内で発生した労働災害による死傷者は、2023年の同じ時期より1割近く減少しました。

岩手労働局によりますと、2024年1月から9月までに県内で起きた労働災害による死傷者は880人で2023年の同じ時期より92人減りました。

このうち死亡した人は8人でこちらは1人増えています。

業種別にみると死傷者が最も増加したのは「農林業」と「畜産水産業」で2023年の同じ時期よりそれぞれ4人増えました。

また最も多い事故は「転倒」で全体の3割近い243人、次いで「墜落・転落」が127人でした。

冬の期間は例年積雪や凍結による転倒災害などが多発することから、岩手労働局は12月から2カ月間「いわて年末年始無災害運動」を展開し事故防止の取り組みを進めることにしています。

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