10月23日の北海道は日高地方を中心に、今シーズン一番の大雨となっています。

　大雨は、今夜遅くまで続き、留萌や十勝・釧路地方では、10月24日朝にかけて特に暴風に警戒が必要です。

　苫小牧市では、午前9時ごろ、風が強まり、次第に雨脚も強くなりました。

　10月23日の北海道は、低気圧と前線の影響で全道的に雨が降り、風も強まる大荒れの天気になっています。

　新千歳空港では、今シーズン一番となる最大瞬間風速20.6メートルを観測しました。

　飛行機の運航に大きな影響は出ていませんが、機体が風にあおられながら着陸していました。

　午後には、日高地方で強い雨が降り、24時間の雨量は、えりも町目黒で180ミリを超え、日高や十勝の一部で今シーズン一番の大雨となっています。

　浦河町の乳呑川と向別川では、午後５時現在、高齢者などの避難判断の目安となるレベル3の水位に達しています。

　このあと、日高地方は夜遅くまで河川の増水や氾濫に警戒が必要です。

　また、留萌地方や釧路・十勝地方は、これから風が非常に強まる予想です。

　飛ばされやすい物は室内に取り込むなど、10月24日朝にかけて、暴風に警戒してください。

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