押収された大麻=福岡県警提供

 福岡県警門司署などは23日、福岡市城南区の自営業の男性(43)と同市東区の会社役員の男性(43)を大麻取締法違反(営利目的共同栽培)などの容疑で逮捕し、捜査を終結したと発表した。

 逮捕容疑は7月11日、北九州市小倉北区のホテル内で、水や肥料を与えて大麻草72株を育てたほか、大麻草41本と乾燥大麻約9キロ(末端価格約4500万円)を所持していたとしている。

 同署によると、会社役員の男性はこのホテルを経営しており、上層階にある従業員の更衣室やボイラー室があるフロアを改造して大麻を育てていた。

 2人は「自分たちで使う目的だった」などと供述しており、営利目的については否認しているという。【反田昌平】

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