燃料デブリの試験的取り出しをめぐり、不具合を起こしたカメラの交換作業は10月23日から最終段階に入る。

福島第一原子力発電所2号機での燃料デブリの試験的取り出しは、9月10日に着手され一度はロボットがデブリをつかんだものの、その後カメラの映像が見られなくなり中断された。

東京電力は10月18日までに、不具合を起こしたカメラ2台を交換し映像が見られることを確認。23日から交換作業の「最終段階」として、ロボットを入れてある部屋に窒素を注入し、放射性物質が逆流しないようにする作業を開始する。

東京電力は作業全体の終了時期は未定としていて、試験的取り出しの再開はまだ見通せていない。

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