信楽焼の産地として広く知られる滋賀県甲賀市信楽町で、来年のえと「巳(み)」にちなんだヘビの置物づくりが進んでいる。
江戸時代から続く窯元「明山(めいざん)陶業」では、12月中旬までに約2000体の制作を予定している。置物は信楽の土から作られた陶土を型に一体ずつ手作業で押し込み、形を作り上げた後、白い化粧を施す。温かみのある質感と見た目が特徴だという。
9代目の石野伸也さん(46)は「末永く幸せを感じてもらえるように、置物を見て少しでも和んでもらえたらうれしい」と話している。
置物は3サイズを展開。同社のネットショップまたは信楽町の直営店で販売している。【村田貴司】
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