自然災害が起きた際の物資輸送などについての研究成果を共有するシンポジウムが22日、福岡市で開かれました。
この技術シンポジウムは九州大学とネクスコ西日本が毎年開いていて、今回は自然災害の際に交通機能を確保する取り組みがテーマとなりました。
福岡建設専門学校の非常勤講師・外井哲志さんは熊本地震などを例に交通網の課題について講演し、災害時の物資輸送の遅れの原因として集積拠点の混乱が考えられるため、事前に複数の拠点を準備しておく必要があると指摘し、参加者は熱心に耳を傾けていました。
主催者は「災害への備えや対策の強化について考えるきっかけにしてもらえれば」と話していました。
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