手口は?

 首都圏で闇バイトを実行役とした強盗事件が相次ぐなか、札幌市でも似た手口の事件が発生し、不安が広がっています。

 捜査関係者によりますと、今回の事件で逮捕された鈴木容疑者は「窓ガラスをハンマーで割って侵入した」と供述しています。取材に基づく侵入の手口は、以下の通りです。

 1.窓ガラスをあらかじめ粘着テープで補強する
 2.ハンマーで窓ガラスを割る
 3.鍵を開けて侵入する

 また、鈴木容疑者は「侵入に使用した道具は自分で買った」とも話しています。

強盗対策 重要な4原則とは

 こうした強盗への対策について、防犯アドバイザーの京師美佳さんは、侵入者が嫌がる「音」「光」「時間」「目」の4つの原則を守ることが重要だと指摘しています。

 防犯ブザーやセンサーライト、時間をかけさせる防犯フィルムの設置、人目に付きやすい場所の確保などが効果的だといいます。

 専門家は、「防犯意識を高め、家庭でできる対策をしっかり行うことが大切」と呼びかけています。

 ※緊縛強盗:手足などを縛り身動きができない状態にして金品を奪うこと

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。