宮崎県内では、平野部を中心に21日から大雨が降り続き、気象庁は午後3時すぎ、南部平野部に線状降水帯が発生したと発表しました。
宮崎県内の雨は午後1時前後に激しくなり、1時間雨量は、延岡市で65.5ミリの非常に激しい雨、日南市で48.5ミリ、日向市で43.5ミリの激しい雨となっています。
このうち延岡市の大瀬川では、季節の風物詩「鮎やな」が完成目前となっていましたが、増水した川の水の勢いで破損している様子が確認されました。
各地の降り始めからの雨量は日南市深瀬で366.5ミリ、日向市で304ミリ、都農町で293ミリ、宮崎市田野で261.5ミリなどとなっていて、気象台では宮崎市、延岡市、日南市、串間市、門川町に土砂災害警戒情報を発表し、22日夜遅くにかけて厳重な警戒を呼びかけています。現在、宮崎市の一部と串間市市木地区に避難指示が出ています。
宮崎県内では、このあとも激しい雷雨となり、竜巻などの激しい突風が発生するおそれがあります。最新の気象情報、自治体の情報を確認してください。
気象庁は午後3時7分、南部平野部に線状降水帯が発生したと発表しました。
大雨などの影響で、JR日豊線が佐伯〜日向市間、日南線が青島〜志布志間で運転を見合わせているほか、東九州自動車道の清武南〜日南東郷間、国道10号の宮崎市高岡町から都城市高城町の一部区間が全面通行止めとなっています。
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