面識のない20代女性にわいせつ行為をしようと首を絞め、頸椎(けいつい)捻挫などのけがを負わせたとして、不同意わいせつ致傷などの罪に問われた沖縄県宜野湾市の解体工の被告の男(33)に対する裁判員裁判の初公判が21日、那覇地裁(佐藤哲郎裁判長)であった。被告は女性の首を絞めたことは認めつつ、「わいせつ目的ではなかった。(暴行が原因で)けがを負わせたかは断言できない」と一部起訴内容を否認し、無罪を主張した。
起訴状などによると昨年11月7日午前5時過ぎ、那覇市内の駐車場で背後から女性の首を絞め、近くの公園のトイレに引きずり込み、首や顔を押さえつけるなどして性的暴行を加えようとしたとされる。
また昨年3月11日、知人の18歳未満の少女の顔面を殴るなどしたとして問われた傷害罪については、同日の公判で罪を認めた。
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