国際線での航空機事故を想定し、消防や警察、医療機関などの連携を確認する大規模な訓練が20日、佐賀空港で行われました。
この訓練は佐賀空港の開港以来毎年行われています。
今年は国際線の航空機での火災発生を想定して行われ、消防や警察、医療機関など51機関、約300人が参加し、乗客の避難誘導や負傷者の状態把握の手順、連携などを確認しました。
また乗客に日本語が通じない外国人が多数いることを想定し、翻訳機で避難の誘導をしたり症状を確認したりしていました。
【県佐賀空港事務所 吉原和重副所長】
「伝達関係が上手くいってなかったところがあったのでそういうところを来年の訓練で取り込んでいきたい」
今回は、今年1月に起きた羽田空港での航空機事故や、コロナ禍で減っていた国際線の復便を踏まえ、初めて国際線での事故を想定し行われたということです。
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