トラブルの相談が増えている美容医療をめぐり、厚生労働省は病院に対し、安全管理の状況を年に1度、自治体に報告することを義務づける案を示しました。

美容医療をめぐる国民生活センターなどへの相談件数は2023年度、5507件に上り、この5年で3倍に増えています。

美容医療は「自由診療」となる場合が多く、「保険診療」に比べ、健康被害があっても行政の指導が行き届かない問題が指摘されてきました。

対策を話し合う厚労省の検討会は18日、病院に対し、安全管理の状況を年に1度、自治体に報告することを義務づける案を示しました。

厚労省は年内にも対策をとりまとめる方針です。

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