長野県喬木村の山林にキノコ採りに出かけ、17日から行方不明になっていた70代の男性が沢の中で倒れているのを発見され、死亡が確認されました。長野県内ではキノコ採り遭難が相次いでいて、9月末から4人が死亡し、1人が行方不明となっています。

山林へ入っていく警察官や消防隊員。喬木村では、キノコ採りのため1人で入山した村内の73歳の男性が17日から行方不明となっていて、18日朝、20人態勢で捜索が行われました。

その結果、午前10時半ころ、沢の中で倒れた状態の男性が発見され、その後、死亡が確認されました。現場の状況から、急斜面を滑落したとみられています。

県内ではキノコ採りの遭難が相次いでいて、県警によりますと、9月末から10件発生。2人が死亡し、1人が行方不明となっています。

警察は、キノコ採りで山林に入る際は、携帯電話やヘッドライトを携行すること、複数人で声が届く範囲で行動することなどを呼びかけています。

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