警視庁=米田堅持撮影

 東京都新宿区歌舞伎町の大久保公園周辺で少女を買春したとして、警視庁保安課は18日、世田谷区の会社員、児玉充弘容疑者(53)を児童買春・ポルノ禁止法違反(児童買春)の疑いで逮捕したと発表した。

 大久保公園周辺では近年、ホストクラブなどの遊興費を稼ぐ目的で、客待ち行為をする女性が問題となっている。警視庁によると、児玉容疑者は公園周辺に立っていた少女に声をかけ、売春するよう持ちかけたとみられる。

 逮捕容疑は15日午後、歌舞伎町のホテルで都内の高校生の少女(16)に現金2万円を渡し、買春したとしている。「18歳未満とは知らなかった」と否認しているという。

 少女は「メンズ地下アイドル」のコンサート費用などを稼ぐため、9月ごろから週3回ほど公園周辺で客待ち行為をしていたという。【加藤昌平】

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