10月2日に宮崎空港の誘導路で起きた不発弾の爆発を受け、国土交通省16日夜、他にも不発弾が埋まっていないかを調べる磁気探査を行いました。
(早瀬純哉記者)
「現在午後10時40分です。あちらが不発弾が爆発した箇所なんですが、このあとすぐ近くで作業員による探査が行われます」
10月2日、宮崎空港では滑走路につながる誘導路で、戦時中にアメリカ軍が投下したとみられる不発弾が爆発しました。
これを受け、国土交通省は16日夜、爆発があった場所を含むおよそ1750平方メートルのエリアで、不発弾が存在していないかを調べる磁気探査を行いました。
磁気探査は、地表から深さ2メートルの範囲にある金属を探すもので、17日4時半に終了しました。
(国土交通省宮崎空港事務所・加藤浩介空港長)
「1日でも早く利用者の皆様に安心して空港を利用いただけるように環境を整備してまいりたいと考えている」
今回得た磁気探査のデータは、数日で解析され、不発弾と見られる金属反応があった場合は、試掘をして、目視で確認するということです。
国土交通省は、今後、滑走路を含む空港全域での調査も行う予定で、10月中の着手を目指しています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。