福島県浪江町の特定帰還居住区域で行われている除染・解体工事で、男性作業員が資材の下敷きになり死亡した。
警察によると、10月16日午後3時20分ごろ、浪江町の復興拠点にある中学校で44歳の男性作業員がトラックから資材を下す際、荷台から落下した樹脂製の板20枚位くらいの下敷きになり死亡した。
環境省福島地方環境事務所によると、車両は帰還困難区域内にある復興拠点以外のエリア・特定帰還居住区域で住宅などの解体・除染に使用するものだった。
特定帰還居住区域は、住民の帰還を目指すため国が除染やインフラの整備を進めていて、2023年12月からの作業開始以来、死亡事故は初めてということ。
警察などが当時の状況や具体的な作業内容などの確認を進めている。
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