美容室「モアナ バイ ヘッドライト」は16日、子どもの貧困解消を目指す沖縄こども未来プロジェクト(代表・武富和彦沖縄タイムス社長)に23万3千円を寄付した。

 8日に西原町東崎の沖縄東崎店と浦添市前田の浦添店でチャリティーカットイベントを開き、来店した177人から寄付を募った。

 モアナの企業理念は「美容師のチカラで社会を明るくする」こと。県外のモアナで働く美容師や、モアナのOBを含めた約50人が協力した。

 沖縄こども未来プロジェクトへの寄付を決めたのは、過去に同プロジェクトの支援を受けたスタッフがいたことがきっかけ。県内に5店舗あり、シングルマザーで子育てをしながら働くスタッフも少なくないという。

 八重瀬店の安里雄太店長は「子どもたちの笑顔をイメージしながらカットした。ありがとうと感謝される点において、このプロジェクトと美容師の仕事は似ている。理念にもあるように私たちの取り組みで社会を明るくしたい」と語った。(社会部・末吉未空)

(写図説明)沖縄タイムス社の石川達也常務(左から4人目)に寄付金を手渡す美容室「モアナ」の(左から)新城花連さん、仲宗根夏律さん、安里雄太さん、安谷屋諒さん、宮城隼斗さん=16日、那覇市・沖縄タイムス社

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