2023年4月、佐世保市のハウステンボスで遊覧船から乗客の男性が落ちて死亡した事故で運輸安全委員会は転落の原因は「不明」としました。

事故は2023年4月12日の夜、ハウステンボス内の運河を航行していた遊覧船「カナルクルーザー」から台湾籍の男性(当時42歳)が落ちて死亡したものです。

運輸安全委員会は目撃者がおらず、監視カメラなど客観的な情報がないことから、男性が転落した原因は「明らかにできなかった」としました。

その上で運輸安全委員会は、夜間や意識がない転落者を救助するなど様々な状況を想定した訓練をするのが望ましいとしています。

事故の後 ハウステンボスは船の後方デッキに乗る客に救命胴衣の着用を求めたり、操縦席から状況が把握できるよう船の後方にカメラを設置するなど再発防止策をとっています。

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