北海道東部の羅臼町で10月15日、土砂崩れが発生し一部の地域が孤立状態となっていましたが、復旧作業が進み、午後から片側交互通行が再開されました。

 15日、北海道羅臼町の道道沿いで発生した大規模な土砂崩れ。巻き込まれた住宅や車はなくケガ人もいませんでしたが、この土砂崩れの影響で、周辺の道路約2.3キロが通行止めとなり、一時104世帯265人が孤立状態となりました。

 土砂崩れの原因は地区で管理する水道設備が老朽化で壊れ、水が大量に漏れ出し、土砂崩れにつながった可能性があるということです。

 土砂の撤去など復旧作業が夜通し行われ、16日午後1時から片側交互通行を開始。住人の孤立状態は解消されました。

 「良かった。とりあえず安心しました」

 「(仕事に影響は?)だいぶ影響があると思う」

 ただ、午後7時から翌日朝6時までは、安全確保のため、当面の間、通行止めになり、全面開通のめどは、たっていません。

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